縮毛矯正をしたらパーマかけられないの?

こんにちは!

アシスタントの松井です。

今回の記事はなぜ縮毛矯正をしたらパーマをかけれないか。

についてお話ししていこうと思います。


まず、縮毛矯正の工程を軽くお伝えしようと思います♪

縮毛矯正とは簡単に言うとパーマ同様に薬剤を2種類使います。


髪の毛は元々弱酸性(pH値4.5〜5.5)にあたります。

その弱酸性の髪の毛を一つ目の薬剤でアルカリ性に傾けることによって

髪の毛が柔らかくなります。

それを軟化といいます。


一つ目の剤には還元の役割があります。

還元とは、髪の中のシスチン結合

下の写真は髪の毛一本だと思ってくださいね。綺麗に配列している1〜5の繊維を

薬剤によって2番目の図のようにバラバラに切断します。


これで一度毛髪の癖を無くした状態になります。

これが一つ目の薬剤の役割です。


パーマでしたら上の真ん中の図のように

バラバラな繊維が巻かれた状態で近くにある繊維同士がくっつきます。


縮毛矯正でしたら一剤を流した後に乾かしてアイロン作業をすると思うのですが、

それは一剤で切断した結合をアイロンの熱によってストレートの癖付けします。


アイロン後に二つ目の薬剤を使いますが、それは一剤で毛髪を還元し結合を切断し、

アイロンでストレートに癖付けした髪の毛を酸化させることによって

結合を再形成することが二剤の役割になります。

上記が縮毛矯正の工程と理論になります。

※還元して酸化させる工程はパーマと同様です。


そこでなぜパーマをかけれないのかという話に戻りますが、

縮毛矯正での髪の毛へのダメージは大きい為、

パーマをかけると更にダメージを与えてしまうので

ビビり毛【ポーラス毛】になってしまう恐れがある。


ストレートに伸ばされた髪の毛に綺麗なカールが付きづらい為。

と言った理由が挙げられてきます。

一度ダメージした髪の毛は補修することはできますが、修復はできません。

なので縮毛矯正をされた髪に、

スタイルチェンジでパーマをされたい方は
しっかりと担当スタイリストとカウンセリングをしていただき

髪の毛診断をしてもらいたいな。と思います。

その時の髪の状況によってはおすすめできないケースもございますのでT^T

以上で縮毛矯正をしたらパーマをかけれないのか。についてでした!

繰り返しケミカルダメージを受けてしまった髪には是非サロントリートメントや
自宅でご使用のシャンプー、トリートメント
そしてアウトバスをちょっと良きものにしてあげて、

艶やかな髪を少しでも永く維持してあげてくださいね♪♪♪


★縮毛矯正ご希望の方


★パーマご希望の方

またのご来店スタッフ一同待ちしております!

Ash 鷺沼店 ブログ

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